いやー、良かった良かった。
さて、このPEN EE-Sはどこで手に入れたのか。実は実家の押し入れで眠っていたものです。子供の頃から押入れに「何かカメラがある」ということは認識していて、大人になってから「そういえば押入れにカメラがあったな」と探して出てきたのがこれ。とってもワクワクしたのを覚えています。
今はもういない祖父の物だということはわかっていたし、何か特別なものを感じました。でも祖母に聞いたら「そんなもの持っていたかしらねえ」とのこと。
実家から持ち帰ってきて、ネット調べながら中を開けたりしてたんだけども、やはりモルト部分がボロボロ。どうしたものか…と思ってたら黒いフェルトで代用できるらしくて、加工しながら何とか貼り替え完了。
テスト用にフィルムを買って入れてみる。フィルムカメラを扱ったことなかったので、まあドキドキしてました。「おおこれが噂の…」なんて思いながら。
それでまあテスト撮影してたりしてたんだけど、これはハーフ判なので1枚のフィルムで2枚撮れます。なので、調子よく撮ってたら現像代が怖いと思って今日出してきました。
入れてたのはKodakのフィルムで、お店はフジフィルムのお店だったので
「うちでもKodakのフィルムは他に現像に出しているので、納期はかかるけどできますよ。もしくは色みとか変わっちゃってもokなら、今日ここで現像もできますよ。」
とおっしゃってました。最初からフジのフィルムにしておけば良かったかも。
「テストで撮ってみたやつなので、正直撮れているかもわかりませんので大丈夫です。」と言ってお店で現像・プリントしてもらいました。
出来上がりはというと、無事撮れてて感動しました。これがフィルムで撮るワクワクさかと。なんか欠けていたのもあって16枚プリントしてもらった。L判で1枚45円、現像代が750円。合計1,470円でした。
僕のPEN EE-Sはレンズ周りのセレン受光部分が死んでるので、レンズ周りのダイヤルを手動絞りにしてシャッター速度1/30で撮るしかないです。なので、本当に大丈夫なのか撮れるのか不安でした。
ポートレートで撮影させてもらった時にEE-Sで撮った写真もよく写ってて嬉しい。
爺ちゃんはこのカメラで何を撮っていたのかな、なんて思うと感慨深いものがあるし、これからも大切にしていきたいカメラだなと思います。
PEN EE-Sについてはこの動画がわかりやすかったです。
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